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ポットリミットの計算をシチュエーション別に簡単に覚える方法PLO(オマハ)【応用編】

ポットリミットの計算をシチュエーション別に簡単に覚える方法PLO(オマハ)【応用編】

2023年7月26日

ポット計算をシチュエーション別にご紹介します。

結論

■2倍その他or3倍その他を使い分けて計算早くしよう!
・3倍その他は直前のベット額×3倍+自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額
・2倍その他はコール額×2倍+自分を除いたテーブルに置かれている総額

■ブラインドごとのmekeは覚えておこう(慣れ)

ポットリミットについて

以前、ポットリミットの計算について記事を書きました。
今回は、シチュエーションでありそうな事例を交えてご紹介いたします。

ポットサイズの定義
ポットでベットもしくはレイズする際の
ポットサイズは、(1)~(3)を足したものです。
(1)コールに必要な額
(2)直前のベット額
(3)テーブルに置かれている総額

(2)と(3)はポットレイズ額となります。
ポットサイズ=コールに必要な額+(直前のベット額+テーブルに置かれている総額)
      =コールに必要な額+ポットレイズ額
がベットもしくはレイズの上限となります。
図には定義上の計算を入れております。

ポットリミットの計算を簡単に覚える!PLO(オマハ)【ディーラーとプレイヤー初心者向け】
オマハではポットリミットを採用されていますが、ポット計算を一瞬でできるプレイヤーとディーラーの方はすごいですよね~ ここでは初歩として簡単な計算の覚え方について…
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1.ラウンド別

プリフロップ

最初がポットサイズのレイズのとき

sbがbbの半分の場合

(1)SB/BB以外のポジションでは、bbの3.5倍で計算
(2)SB/BBのポジションでは、bbの3倍で計算

SB/BBのブラインドを100/200とする。
(1)bbが200なのでBTNのポットサイズは200×3.5倍の700となる
(2)bbが200なのでSBのポットサイズは200×3倍の600となる
  bbが200なのでBBのポットサイズは200×3倍の600となる

sbがbbの半分でない場合

(3)SB/BB以外のポジションでは、bbの3倍+sbで計算
(4)SB/BBのポジションでは、bbの3倍で計算

SB/BBのブラインドを100/300とする。
(3)bbが300なのでBTNのポットサイズは300×3倍+100の1,000となる
(4)bbが300なのでSBのポットサイズは300×3倍の900となる
  bbが300なのでBBのポットサイズは300×3倍の900となる
最初にブラインドのmekeを頭の片隅においておけば、上記の計算を1回で終わらせれます。
※makeはポジション別のポットサイズの総額

直前にコールがあるとき

SB/BB以外のポジション

(5)bbの{(3+n)+0.5}倍(nはコールした人数) 
(6)bbの(3+n)倍+sb(nはコールした人数) 

SB/BBのブラインドを100/200とする。
(5)bbが200なのでBTNのポットサイズは200×5.5倍の1,100となる
SB/BBのブラインドを100/300とする。
(6)bbが300なのでBTNのポットサイズは300×5倍+100の1,600となる

SB/BBのポジション

(7)bbの(3+n)倍(nはコールした人数)

となりますが、3つも覚えるのは面倒なので・・・

(8)make+n×bb(nはコールした人数)
で(5)~(7)すべての計算に対応。※makeはポジション別でブラインド毎のポットサイズの総額

SB/BBのブラインドを100/200とする。
(7)bbが200なのでBTNのポットサイズは200×5倍の1,100となる
SB/BB以外のmakeは700、SB/BBのmakeは600
(8)bbが200なのでBTNのポットサイズは700+400の1,100となる
makeを覚えておくことで、すべての数字を計算する必要がなくなります。

直前にレイズがあるとき

直前にレイズがある時

誰もコールがなく直前にレイズがあった場合、
(9)SBのポットサイズは、直前のベット額×3+bb
(10)sbがフォールドしたBBのポットサイズは、直前のベット額×3+sb
(11)SB/BB以外のポットサイズは、直前のベット額×3+sb+bb
で計算

SB/BBのブラインドを100/200とする。誰もコールがなく直前にレイズ500があった場合、
SBのポットサイズは、直前のベット額×3+bb=1,700
SBがフォールドした時のBBのポッドサイズは、直前のベット額×3+sb=1,600

SB/BB以外のポットサイズは直前のベット額×3+sb+bb=1,800
と計算できる。

フロップ以降

直前にポットサイズのベットがあった時

(1)4×potで計算
※potはフロップオープン時のポット

さらにポットサイズのベットがあった時

(2)直前のベット額×3+その他
(3)(直前のベット額×2+直前のベット額)+その他
で計算

(3)は偶数の掛け算のほうが脳内で計算しやすい場合もあるため、
使いやすい計算方法を覚えておくと便利です。
(2)8,400×3=1,200+24,000=25,200 
(3)8,400×2+8,400=16,800+8,400=25,200
ポットサイズは25,200+その他=29,400となります。
その他とは、自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額です。

2.アンティあり

アンティあり

プリフロップでアンティ額はポットサイズのレイズには含まれません。
フロップ以降でアンティ額を含んだのがポットサイズとなります。

SB/BBのブラインドを100/200とする。
BTNのポットサイズは3.5bbで700となる。

3.【応用】ワンビック

ワンビック

SBのプレイヤーがシートアウトしている状態のポットサイズは、
(1)BBのポジションは3bb~
(2)BB以外のポジションも3bb~

SB/BBのブラインドを100/200でSBのプレイヤーがシートアウトしている状態とする。
(1)プレイヤー2人からコールがあったとき、
BBのポットサイズは4bbで計算ができ、800となる。
(2)直前までコールがないとき、
BTNのポットサイズは3bbで計算ができ、600となる。
※SBがシートアウトしているためsbの100が存在しない

4.【応用】ショートオールイン

ショートオールイン

■2倍その他or3倍その他を使い分けて計算
・3倍その他は直前のベット額×3倍+自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額
・2倍その他はコール額×2倍+自分を除いたテーブルに置かれている総額

プリフロップ

SB/BBが300/600でBTNが400のショートオールインをした。SBがコールしたときのBBのポットサイズは?
定義上:0+(600+1,600)=2,200
簡素化:
(1)直前のベット額×3倍+自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額
  =600×3+400=2,200
(2)コール額×2倍+自分を除いたテーブルに置かれている総額
  =600×2+1,000=2,200

SB/BBが300/600でBTNがコールしてSBが400のショートオールインをした。BBのポットサイズは?
※SBはBTNのベット額を満たしていないため、直前のベット額はBTNの600となる。
定義上:0+(600+1600)=2,200
簡素化:
(1)直前のベット額×3倍+自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額
  =600×3+400=2,200
(2)コール額×2倍+自分を除いたテーブルに置かれている総額
  =600×2+1000=2,200

SB/BBが300/600でBTNがポットサイズのレイズしてSBが400のショートオールインをした。BBのポットサイズは?
定義上:1,500+(2,100+3,100)=6,700
簡素化:
(1)直前のベット額×3倍+自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額
  =2100×3+400=6700
(2)コール額×2倍+自分を除いたテーブルに置かれている総額
  =2,100×2+2500=6,700

SB/BBが300/600でBBが500のショートオールインをした。BTNのポットサイズは?
※Blindが300/600なので最低call額が600なので注意が必要です。
定義上:600+(600+800)=2,000
簡素化:
(2)コール額×2倍+自分を除いたテーブルに置かれている総額
  =600×2+800=2,000

フロップ以降

SB/BBが300/600でPOTが1,800。SBが400ショートオールインをした。BBのポットサイズは?
定義上:400+(400+2,200)=3,000
簡素化:
(1)直前のベット額×3倍+自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額
  =400×3+1,800=3,000
(2)コール額×2倍+自分を除いたテーブルに置かれている総額
  =400×2+2,200=3,000

5.【応用】サイドポット

アクティブプレイヤーのポットサイズのベットは、メインポット+サイドポットとなります。

SB/BBが300/600でPOTが1,800。SBが400ショートオールインをした。BBがポットサイズのレイズをしてBTNがcallした。
メインポット:pot+ショートオールイン×(1+n)=1,800+400×3=3,000
※nはcallした人数
サイドポット:2,600×3=7,800

SB/BBが300/600でPOTが1,800。SBが400ショートオールインをした。BBがポットサイズのレイズをしてBTNがさらにポットサイズのリレイズした。

BBのポットサイズは3,000
BTNのポットサイズは、
定義上:3,000+(3,000+5,200)=11,200
簡素化:
(1)直前のベット額×3倍+その他=3,000×3+2,200=11,200
(2)コール額×2倍+自分を除いたテーブルに置かれている総額
  =3,000×2+5,200=11,200

BBがコールした時のメインポットとサイドポットは、
メインポット:1,800+400×3=3,000
サイドポット:10,800×2=21,600

6.【応用】リ・ポット

リ・ポットはポットサイズのレイズにさらにポットサイズのレイズをかぶせることです。

リ・ポット

直前のポット×3+自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額
で計算

SB/BBが100/200でBTNより前のプレイヤーがポットサイズのレイズ700をした。
直前のポット×3+自分と直前のベットを除いたテーブルに置かれている総額
=700×3+300=2,400となる。

7.【応用】計算の最適化

ブラインドごとのポットサイズを記憶

SB/BBのMakeは3BB、SB/BBのMakeは3.5BBを覚えておき、
コールは参加人数×BBを足していく。

フロップ以降

脳内でラウンド(フロップ→ターン→リバー)で始まったときのpotを覚えておく。
・ベットがあった時は、ベット×3+pot
・ポットサイズのベットは2×pot
・ポットサイズのベットに対してのポットサイズのレイズは、4×potとなります。
・ベットに対してのレイズがあり、さらにポットサイズのレイズがあると、
 3×レイズ+ベット+potとなります。
(レイズ時点でベット+potを脳内計算してポットを更新してもよい)

掛け算の計算方法

4、5、6、7、8、9の数字を3倍すると桁上げが発生するため
(1)位(一の位、十の位)ごとに3倍して加算する
(2)3倍を(2倍+1倍)に分ける
(3)桁上げ×3倍ー桁上げした数×3
と計算を早くすることができます。

ベット5,400からのポットサイズは
(1)5,000×3+400×3=15,000+1,200=16,200
(2)5,400×2+5,400=10,800+5,400=16,200
よって16,200+potとなります。

ベット5,900からのポットは
(1)5,000×3+900×3=15,000+2,700=17,700
(3)6,000×3ー100×3=18,000ー300=17,700
よって17,700+potとなります