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オープンフェイスチャイニーズポーカーとは
チャイニーズポーカーを派生させたポーカーの一種です。OFC(Open-face Chinese poker)、チャイポと略すことが多く、別名でpusoyとも呼ばれます。
チャイニーズポーカーは中国が発祥ですが、OFCは2000年代半ばにフィンランドで生まれ、その数年後にロシアに広まり、2012年にアメリカでもゲームが導入されたそうです。wikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Chinese_poker
・プレイ人数は基本3名(2~4名でも可能)
・カードは52枚使います(ジョーカー有の場合53か54枚)
・上段3枚、中段5枚、下段5枚の計13枚のカードを揃えます
・役の強さはホールデムと同じで下段から強くなるように役を作ります
下段≦中段<上段
・ボタンの人が最後になるように時計回りで始まります
・1ゲーム終了したらボタンが時計回りに隣へ動きます
最初にボタンの左隣から1枚ずつ計5枚のカードがそれぞれのプレイヤーに配られます。
ボタンの左隣から5枚のカードを上段、中段、下段の任意の位置にすべて配置します。
上段のことをFRONT(フロント)、LOW(ロー)
中段のことをMIDDLE(ミドル)
下段のことをBACK(バック)、HIGH(ハイ)と呼びます
ボタンの左隣から順番にカードが1枚ずつ配られ、合計13枚を配置して役を作ります。
配点
お互いのプレイヤーは上段、中段、下段で役を比較し勝敗を決めます。
各段の勝敗は基本1点で行います。引き分けの場合は0点になります。
下段のみ負けた場合:(上段1点+中段1点+下段-1点)=1点獲得します。
スクープ
上段、中段、下段のすべてで勝利したプレイヤーはスクープが発生し、配点の2倍の点数を獲得できます。
全て勝利の場合:(上段1点+中段1点+下段1)×2=6点獲得できます。
ロイヤリティ
配点とは別に上段、中段、下段で特定の役ができるとロイヤリティが発生します。
※赤塗はジョーカーがある場合のみです。
ファウル
下段≦中段<上段の条件を満たさない場合はファウルとなり、ファウルしていないプレイヤーはスクープした点数を獲得できます。ファウル同士のプレイヤーは引き分けとなり点数の移動はありません。また、ファウルしたプレイヤーの発生したロイヤリティはなくなります。
チャイポの得失点計算
プレイヤー同士の配点とロイヤリティの差の合計を計算して点数の移動を行います。
ファンタジーランド
上段でQQ以上の役ができ、ファウルしなかった場合に出来る特別ボーナスです。
達成したプレイヤーは次のゲームで最初に配られるハンドが13枚となり、他のプレイヤーは通常通り行われます。達成したプレイヤーは相手に見えないようカードを揃えていき、他のプレイヤーが13枚揃えたら配置したカードをオープンします(他のプレイヤーがカードを13枚揃えるまで配置したカードの移動は可能です)。このとき次のゲームのボタンの移動はありません。次のゲームで再度ファンタジーランドが発生した場合も同様です。
ファンタジーランドは以下の条件を一つでも達成できれば継続することができます。
上段:スリーカード
中段:フルハウス以上
下段:フォーカード以上
チャイポの種類
チャイポのなかでもいくつか派生があります。
・パイナップル オープンフェイスチャイニーズポーカー(POFC)
・ダブルデック オープンフェイスチャイニーズポーカー
また、ジョーカーが1~2枚入った場合、
・ジョーカー パイナップル オープンフェイスチャイニーズポーカー
と呼びます。ジョーカー入りでは5カードのロイヤリティが発生します(下段:50点、中段:100点)
また、ファンタジーランドにもいくつか分類があります。
1.プログレッシブ
ファンタジーした時の達成条件で最初に配る枚数が変化
・QQ14枚、KK15枚、AA以上16枚
・ファンタジーの場合は14枚で統一
2.アルティメット
リファンタジーでもファンタジーした時と同じ枚数
アルティメットでジョーカーを入れてしたい場合、正式名称としては
ジョーカー アルティメット パイナップル オープンフェイスチャイニーズポーカー
と長文になります。
名前が長すぎる💦
【ここを読めば遊べる】パイナップル オープンフェイスチャイニーズポーカー(POFC)
実際、みんなが言うチャイポはこれになりますのでここさえ読めばルールの流れはわかります。
・プレイ人数は最大3名(2名でも可能)
・カードは52枚使います(ジョーカー有の場合53か54枚)
・上段3枚、中段5枚、下段5枚の計13枚のカードを揃えます
・役の強さはホールデムと同じで下段から強くなるように役を作ります
下段≦中段<上段
・ボタンの人が最後になるように時計回りで始まります
・1ゲーム終了したらボタンが時計回りに隣へ動きます
最初にボタンの左隣から1枚ずつ計5枚のカードがそれぞれのプレイヤーに配られます。
ボタンの左隣から5枚のカードを上段、中段、下段の任意の位置にすべて配置します。
上段のことをFRONT(フロント)、LOW(ロー)
中段のことをMIDDLE(ミドル)
下段のことをBACK(バック)、HIGH(ハイ)と呼びます
ボタンの左隣から順番にカードが3枚ずつ配られ2枚のカードを配置して1枚を捨て、合計13枚を配置して役を作ります。
※ゲームが始まる前に捨てたカードは伏せたままかオープンするかを決めておきます。
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プレイヤー同士で配点とロイヤリティを確認して点の移動をします。
スクープの条件は同じです
ファウルの条件は同じです
ファンタジーランドに入る条件は同じです
ファンタジーランドで配られるカードは14枚で1枚捨てます。
ファンタジーランドの継続条件が変わります(中段がなくなります)。
上段:スリーカード
下段:フォーカード以上
ダブルデック オープンフェイスチャイニーズポーカー
2つのデッキを使用するため最大8名(パイナップルは最大6名)で遊べます。ルールは同じで、ファンタジーランドではAA+を最低条件とする場合があります。
2デックだと5カードができるので、ロイフラと同じロイヤリティを与えることがあります。